Raspberry Piの使い方

実は、Raspberry Piを6台も所有している。(Raspberry Piを知らない方はこちらを参照。)こいつ、Linuxがインストールできるサーバと言っても過言ではない。間違いなく、20年前のPCよりは高性能だ。生まれはイギリスで、もともとは教育用に作られたものだが、ガジェット好きのあいだで話題となり、今では周辺パーツ市場も充実するようになった。

そのRaspberry Piを6台も所有しているのだ!つまり、自宅に6台のLinuxサーバがあるのと同じと言ったら過言だが・・・。

Raspberry Piのおすすめの使い方

さて、今回はそのRaspberry Piのおすすめの使い方、と言っても私が使っている方法だが、を紹介する。

監視カメラ

一つ目、

Raspberry Pi

監視カメラ!しかも、普通のカメラと赤外線カメラのダブル!

これには、motionEyeOSというOSを導入している。これを導入することで、全ての設定がGUIで行える。

なお、Raspberry Piにはwifiがついているものを使用しているため、家の中のwifiの範囲内であればどこでも設置可能だ。しかも、自宅にはVPNを設定しているため、外から家の中を確認することが可能である。

さらに、動きを検知するとそれをメールで知らせてくれる機能までついている!これは一家に一台必要だ!

さらにさらに、監視カメラをつけることで暗い場所でも監視することができるのである!

ちなみに、赤外線カメラ、マジでスケスケになるので注意が必要だ。間違えて自分を映そうものなら、あんなものやこんなものまで映ってしまう!間違えて外部に公開してしまうと、有名動画配信サイトも真っ青だ!

フライトレコーダー

さて、2つ目は、

Raspberry Pi

USBポートに何かつながっているように見えるが、その先には、

flightradar

すごくホコリまみれだが・・・、さらにこの先にアンテナがついており、飛行機の場所をリアルタイムで把握できるシステムを構築している。私はflightradar24を使用している。このflightradar24、スマホのアプリもリリースされており、どこにどのような飛行機が飛んでいるかをリアルタイムに確認することができる。そのデータを、全世界の飛行機マニアがデータを収集してサーバにアップロードしているいるのだ。つまり、私はそのデータに貢献していることになる。

flightradar
自宅のアンテナで受信できる飛行機はこんな感じ。

さらに、このRaspberry Piには、DDNS (Dynamic Domain Name Service、無料でドメインをもらえるサービス)を用いて、自宅のIPアドレスが変わっても自宅まで到達できるように、定期的にDNSサーバに自宅のIPアドレスを報告するスクリプトを動かしている。これによって、固定IPを使用せずとも、自宅にVPNアクセスができるようになる。

なお、VPNサーバは設置しておらず、汎用のバッファローwifiルータのVPN機能を用いている。これ、意外と便利。L2TP/IPsecという、セキュリティが高いVPNが設定できるモデルもあるので、セキュリティ問題が存在するPPTPを使わなくてもよい。

ポーダブル監視カメラ

さて、3つ目、

Raspberry Pi zero

フタをすると、

Raspberry Pi zero

こんな感じ。なお、ケースは100均で売っているものを使用している。

これは、wifiがついていないRaspberry Pi zeroを使用しており、さらに、USBポートを追加するために、pihatという周辺機器を接続している。そのUSBポートに2つのwifiドングルを接続し、一つはネットワークに接続するため、もう一つは、wifiアクセスポイントのために使用している。

これによって、インターネットに接続しつつ、wifiアクセスポイントかつ、監視カメラとして使用可能だ。なお、こちらには、motionEyeのOSではなくアプリをインストールしている。configファイルをエディターで変更することで簡単に設定変更可能だ。

ちなみに、これ、外にも持ち運びができる。つまり、どこでも監視カメラ~~~~、のびたく~~~~ん!になるわけだ。

ポータブル写真共有サーバ

4つ目はこちら、

Raspberry Pi zero
Raspberry Pi zero

こちらはwifi内臓のRaspberry Pi zeroを、アルミケース(単純に2枚のアルミで挟んであるだけ)に入れたものだ。これにはLycheeという写真閲覧、共有アプリをインストールしている。これを使用することで、いつでもどこでもスマホで撮影した写真を、オリジナル画像解像度で共有できるわけだ。LINEなどで写真を相手に送信すると、勝手にファイルサイズが小さくなり、解像度も悪くなってしまうので、オリジナルファイルを共有したい人にはこれは便利だ。

FRISK???

最後、稼働している最後の5つ目は、

Raspberry Pi zeroのケース

Raspberry PIではないではないか!!!

いやいや、

Raspberry Pi zeroのケース

むむむ???

Raspberry Pi zeroのケース

!!!

何と、中にRaspberry PI zeroがすっぽり収まっているではないか!

で、こいつの使い方は、

・・

・・・

単にフリスクケース(大のフリスクね)に収まっているだけ。本当に収まるか試したかっただけ・・・。

まとめ

いずれにしても、Raspberry Piはアイデア次第で様々な便利な使い方ができる。

皆さんもとりあえずRaspberry Piをぽちっとして、いろいろ試してみませんか?

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

sixteen + 11 =