旅の履歴を簡単に残そうと考え行き着いたのが、GPSロガーを使って移動した場所を記録し、スマホで撮影した写真をその軌跡にリンクさせる方法だ。
これだと、どこを移動してどこで写真を撮ったかをわざわざ記録する必要がなく、また、より正確な撮影場所を自動で記録することができる。
そこで、今回は私が独断と偏見で選んだおすすめGPSロガーを紹介する。
GPSロガーとして真っ先に思い当たるのが、Garminだが、しかし高い。もちろん性能は素晴らしいが、4万円程度は必要となる。Garmin以外で手ごろなものを探した結果、液晶画面がついていて操作性がよさそうなCanmore GP-102+を発見。
このCanmoreという会社、どうやら台湾の会社のようで、細々と事業を行っているのか倒産したのか全く分からない。まぁ、秋月電子から購入できるということは、まだ営業しているのでしょう。
他のGPSロガーとの一番の違いは、この液晶画面だ。ほかのロガーだと本当にデータが取れているのかどうかが全く分からない。これだとそんな心配は不要。さらに、時間、移動スピード(飛行機の速度なんかも分かっちゃう!)が見えるので便利だ。
バッテリーは8時間程度は問題なく、もし少なくなってくればスマホ充電用のモバイルバッテリーを使用して充電すれば問題なし。ロギングしながら充電も可能だ。
ロギングデータ量は、たしかかなりあった。というか、デフォルト設定のままで、一週間ロギングが可能であった。
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2代目購入~~~~!!!
というのも、1代目が突然壊れてしまい、うんともすんとも言わなくなってしまった。購入してから4年しか経過していないが、まぁかなり過酷に使用したのでいたしかたがないでしょう。
でも、4年に1回購入するとしても、Garminよりは全然安い!!!
ちなみに、本当はこれが欲しいのだが、高すぎ・・・。いやね、買えないわけではないんですよ、お金ならあるんですよ(ちょびっとしかないが)。でも、大阪人としては「高かろう良かろう」は当たり前で、安くて良いものをいかにゲットしたかを自慢したいわけですよ。
まぁ、そういう人のことを
「安物買いの銭失い」
と巷では言うのですが・・・。
さて、肝心の性能だが、スマホアプリのGPSロガーよりも感度がよく、例えば、車の後部座席にほいと置いた状態でも正確なロギングが可能。液晶画面に各衛星からどれくらいの強度でGPSシグナルを受信しているかを把握することができるため、それを見る限りだと電車の中でも全く問題なし。
と、全く問題ない機種なので、故障しても同じものを購入したわけですわ。
なお、この機種を購入すると、CanWayという、データ読み出し、データ編集ツールがもれなく付いてくる。購入しなくてもここからダウンロード可能だ。秋月電子のサイトからだが・・・。このCanmoreという会社、本当に存続しているのか???ものが良いだけになくなってほしくないし、次期バージョンのリリースを強く願うばかりだ。
この、CanWayというソフトから、GPSデータを各種フォーマットにてエクスポートできるのだが、そのエクスポートしたデータとスマホで撮影した写真の紐づけをするソフトが轍(Wadachi)という、これまたフリーソフトだ。
これについては次回詳しく紹介する。
2019/10/29現在、二代目を使用しているが、今のところ全くなく元気に動作している。一代目がたまたま故障した(乱暴に使用したため?)だけであることを願いたい。